■ Sec.4 DVDコピー

簡単ボタン操作でDVDのバックアップ!
→DVDデュプリケーターを使ってDVDを一発でコピーする
誰でも簡単にバックアップが作れるデュプリケーター
DVDソフトをバックアップしたいけれど、パソコンは苦手。画像安定装置を使うのも配線がゴチャつくからイヤだ...。そんな機械音痴で面倒臭がりな人にオススメなのが、「DVDデュプリケーター」です。
これは、パソコンや画像安定装置などを使わずに、単体でDVDソフトのバックアップができる専用マシンです。本体にDVDソフトのデータを読み書きするためのDVDドライブと、ハードディスク(HDD)を内蔵しています。バックアップしたいDVDソフトを入れるとそのデータを読み込み、HDDにまるごと保存でき、そのうえDVD-Rなどのブランクディスクを入れると、HDDに保存されたデータを書き込む仕組みです。これにより、誰でも簡単にDVDソフトの完全なバックアップディスクが作れます。また、2ドライブ仕様の物が増えて、簡単なボタン操作でDVDのコピーが可能となっています。
裏コマンドの入力で可能になる「圧縮コピー」
さて、そんなDVDデュプリケーターの現行の最高機種と言われているのは、「HDR-5000」です。
これは欲しいですね。
プレイヤーとDVDデュプリケーターの機能が備わっているんです!それにHDDが1TBの大容量。「おまかせダビング」もついていて、機械が苦手でも簡単に操作できます。
従来のDVDデュプリケーターと違い、AV出力機能が付いていてTVと接続出来ますので、ダビングの進み具合なども全部チェックできるので便利なのです!そして、「HDR-5000」はメニューデータも丸ごとコピー可能ですし、圧縮をかけても正常に機能します。もちろん、スペシャル機能付き!!
その他の現行機種は、裏コマンドを利用して、DLの圧縮コピー、コピーガードをはずします。
圧縮コピーをするための裏コマンド
ここからは、DPX-5Lの説明をします。"スペシャル機能"を有効にすることで、片面2層のDVDソフトのデータを片面1層のディスクにバックアップできたり、市販のDVDソフトをバックアップできます。
スペシャル機能の設定方法は、DPX-5Lの電源をONにした状態で、本体前面にある「キャンセル」ボタンを3回押しましょう。スペシャル機能が有効になると、本体ディスプレイの右上に「*」マークが点灯します。
※この記事はDVDビデオのバックアップに関する事実を、技術的に検証するものです。著作権を侵害するDVDソフトのコピーは行わないよう注意して下さい。
ボタン1つで高速コピー
今回はスペシャル機能を使い、容量約7.8Gバイト(収録時間163分)の片面2層DVDソフトを圧縮。片面1層のDVD-Rにバックアップしてみました。
とはいえ、バックアップ手順はとても簡単です。
まず、本体前面にある「送り/戻り」ボタンを押して、メニューから「DVD5 COPY」を選びます。すると、2台のDVDドライブのトレイが開き、DVDソフトとブランクメディアを入れるように求められるので、2枚のディスクを挿入して本体前面の「決定」ボタンを押します。これで操作は終わり。後は、ディスクのチェック、読み込み、圧縮、書き込み...といったすべての作業が、完全に自動で行われます。昼寝でもしていれば、勝手にバックアップディスクが出来上がっています!
また、コピー速度も高速で、収録時間163分のDVDソフトが、約64分でバックアップできてしまいました。
バックアップ後の画質は、元のデータを圧縮(今回の場合は7.8Gバイト→4.2Gバイト)したこともあってやや解像度が落ちていますが、十分に高画質です。37型の液晶プラズマテレビで視聴しても、チラつきは気になりません。もちろん出来上がったディスクには、音声(主音声/副音声)や字幕(日本語/英語)もちゃんと含まれています。
ただ、圧縮モード(「DVD5 COPY」)でバックアップした場合、メニューや特典映像などの本編"以外"のデータはすべて削除されてしまいます。本編の画質をできるだけ落とさないようにする(圧縮率を下げる)ため、本編以外のデータを間引いてから圧縮するシステムになっているようです。 とは言え先述したように、DPX-5Lには DVDソフトのデータを圧縮せず、メニューから本編、特典映像までをまるごとバックアップするモード(メニューで「DVD COPY」を選択、片面2層のブランクメディアに焼く)もあります。この2つのバックアップモードをうまく使い分ければ、あらゆるDVDソフトのバックアップが思いのままになります。
片面2層DVDソフトのバックアップ手順
  1. 本体前面にある「送り/戻り」ボタンを押し、4種類のメニューの中から、「DVD5 COPY」を選択する。これが圧縮してバックアップするモードで、スペシャル機能を有効にした場合のみ選ぶことができる。
  2. 「DVD5 COPY」を選ぶと、2台のDVDドライブのトレイが開くので、上のトレイにバックアップしたいDVDソフトを、下のトレイにブランクメディアを入れる。トレイを閉めると、自動的にディスクの読み込みが開始される。
  3. 読み込みから書き込みまでの一連の作業は、完全に自動で進められる。左の写真は圧縮中のディスプレイ表示。
  4. 圧縮が終わると書き込みが開始される。その際、ディスクを入れ替えるといった手間さえ必要ない。
  5. バックアップ作業が完了すると自動的にトレイが開く。なお、今回は収録時間163分(容量約7.8Gバイト)のDVDソフトで試してみたが、その半分以下の約64分でバックアップできてしまった!
圧縮、バックアップでも高画質のまま!
オリジナル(7.8Gバイト)→バックアップ後(4.2Gバイト)
実験に使用したDVDソフトは、容量約7.8Gバイトの映画。バックアップ後は容量4.2Gバイトまで圧縮されたが、字幕や画面の細部まで問題なく再現されており、画質は十分に高画質。ただし、メニューや特典映像などは削除されてしまう。
新型コピープロテクトは突破できるか?
ここで、「ARccOS」や「RipGuard」といった新型のコピープロテクトがかけられたDVDソフトを、DPX-5Lでバックアップする実験を行いました。これらのプロテクトは、ディスクに意図的にエラーとなる領域を記憶させ、コピーする際にエラーを誘発させます。特にRipGuardは強固で、再生しているDVDプレーヤーに不具合を生じさせることもあります。結果は、ARccOS、RipGuardともに問題なく突破。ただしRipGuard入りのDVDソフトは、フルバックアップのみで圧縮機能との併用はできませんでした。
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  DCM-2X ITL-7X VDX-850-320GB HDR-5000
 
    DPX-5Lの上位機種 VDX-850の上位機種 HDRシリーズ
特徴 格安   静音電源ユニットを採用 AV出力に対応!!
CD・DVDプレイヤー機能搭載
おまかせダビング機能
ハードディスク × 320GB 320GB 1TB
メモリー
記載なし
512MB 512MB
記載なし
圧縮機能 × ○* ○*
新型プロテクト 未対応 対応 対応
記載なし
作業速度 収録時間の等倍 収録時間の2~3倍速 収録時間の2~3倍速 短時間
書き込み速度
記載なし
最大22倍速
記載なし
記載なし
画質 オリジナルとほぼ同等 オリジナルとほぼ同等 オリジナルとほぼ同等 オリジナルとほぼ同等
静音性
大きさ 190x286x174mm 225x200x320mm 380x180x320mm 350x110x420mm
重さ
記載なし
8kg 5kg 8.25kg
*スペシャルコマンド必須